STAY HOMEが正しいことは言うまでもありませんが・・・
今日これからお伝えすることは、倫理的には批判される部分もあるかと思います。
コロナウィルスを拡散させないためには、ステイホーム=自粛が正解なわけですから。
しかし、生き残っていくための経営的な面を考えたら『こちらの方が正解だよ』という話をしますね。
それをご了承の上、ご覧くださいませ。
お客様心理を読み解こう
昨日、弊社の公式Instagramのストーリーズにこのような投稿しました。
この投稿には『なぜ、5月5日から営業再開するのか分かりますか?』と、質問を貼り付けておきました。
だいたいいつもは回答される方が閲覧者数の5分の1くらいおられるのに、今回は少なかったですね。
ちなみに回答の大半は、『意図がわからない』でした。
今こそ逆張りを!
わたくしは4月27日に配信した弊社の公式メルマガの中で、このようなことをお伝えしたかと思います。
この時期だからこそとスタッフの給料を上げた美容室オーナーの話を持ち出して、逆張りすることの重要性をお伝えしていました。
今すぐ○○をしたい!という人が一定数いる
実は上記のInstagramでお伝えしたことも、この逆張りと同じことなんです。
お客様心理で考えてみてください。
GW明けの5月7日から会社に出勤しなければいけないとして、このようなことを考えませんか?
★お客様心理
- この髪のプリンの状態は、会社に行くまでにちょっとなんとかしたいな。
- 久しぶりの出勤だし、ネイルくらいはちゃんとしとかないといけないよねぇ。
- テレワークで人に会うことはなかったから良かったけど、さすがにこのまつエクが取れた状態はちょっとヤバいかも…。
つまり、今の状態が自分の美容のベストな状態でないと考える人が一定程度おり、インターネットやSNSで今日明日行けるサロンを探す人がいるよということです。
新規だけでなく、常連のお客様も同じ
そりゃもちろん、いつもやってくれているサロンが良いのは間違いありません。
しかしそのサロンが臨時休業により開いてなければ、必然的に他のサロンに行かざるを得ないわけです。
自粛しなきゃいけないのは頭でわかっているとしても、開いているサロンがあるならまぁちょっと行こうかなという人が絶対にいます。
また同じく常連のお客様でも、仕事が始まるまでになんとかしたいという人もいるでしょう。
実際、パチンコ業界でもそうじゃないですか。
ほとんどのパチンコ店が営業を自粛する中、開いているお店に他のお客がたくさん流れ込んできたわけですから。
今朝の新聞を見ると夕方のニュース番組で、前髪のセルフカットについての特集が組まれていました。
器用な人は自分でできるでしょうが、大半の人は難しいでしょう。
そういう人は、今すぐ行ける美容室を探すはずです。
営業に舵取りを!
何度も言いますが、倫理的には自粛が最善。
それは分かっています。
しかし、これからの資金繰りや経営のことを考えると今日お伝えしたような考え方もありですし、実行してみてはいかがでしょうか。
ただしサロンを開けることによって批判されることもありますから、その覚悟も同時にしておかなければいけません。
緊急事態宣言は延長か?
皆さんが考えていたように、政府は緊急事態宣言を延長する方向のようですね。
わたくしは、東京など一部エリアでは延長するものの、半数以上の県では解除されると考えておりました。
わたくしの予想はハズれた結果となりました。
しかしこの緊急事態宣言の延長により、経済的には落ちるとこまで落ちていくでしょう。
3割のサロンが潰れると言ってきましたが、それ以上になる可能性も十分に考えられます。
コロナの感染リスクもありますが、コロナと共存しつつ、経営を少しずつ立て直していかなければ取り返しのつかない本当にヤバいことになります。
ビジネスチャンスをものにしよう!
こちらのブログ(↓)でも書いていたように、5月中旬から6月にかけてスモールチャンス(儲け時)がやってきます。
この期間に少しでも稼いでいく必要がありますが、政府の指示に従いそのまま自粛していたら、そのせっかくのチャンスさえも逃してしまうことになります。
わたくしがサロンオーナーならホームページのお知らせに『5月5日より営業再開です』と書きますし、ホットペッパーの予約枠も5日より解放します。
- コロナウィルスにの恐怖に怯え、後手後手の対応しかできない政府の指示に従うか?
- それとも、逆風の中でも先手必勝でサロン経営の立て直しに着手するか?
あなたはどちらの選択をしますか?