日本中のサロンオーナーが気になる!「いつになったら、コロナ問題が終わって集客が元通りになるの?」
この記事ではその疑問に答えます。
☆本記事の内容
- コロナ問題の終息はいつ頃か?(経済の面)
- 2020年におけるこれからのビジネスチャンスはいつ?
- コロナ終息のチャンスで必要な2つのものとは?
ただし、わたくしは医療分野の専門家ではありませんので、本当の意味でのコロナウィルス拡散の終息時期はわかりません。
しかし、コロナウィルスは完全には収まらないまでも、経済は少しずつ回り始めていくはず(そうならなければ日本が沈没する)なのでその辺りをこの記事では解説していきます。
経済面でのコロナ問題終息までの道のり(楽観的見地から)
わたくしの考える【2020年のタイムスケジュール】はこうです。
2020年4月~5月
自粛要請のため、集客は非常に厳しい。
推測ながら、5月6日までの自粛要請は期間延長の可能性大。
よって、4月から5月までのサロン経営は赤字必須。
この時期にいくら頑張っても、新規客はほとんど見込めません。
ですから、SNSでの発信を行い、ファン作りや見込み客獲得を行う時期にしましょう。
しかし、どうしても新規客が必要!というサロンの方は、こちら(コロナ緊急事態の中で、どうすれば新規客が来るのか?)をご覧ください。
2020年6月
300,000円の個人給付金をはじめ、法人、個人事業主向けにも給付金が支給予定。
この給付金により、流れが少し変わるでしょう。
つまり、最初の勝負するタイミングがこの時期だということです。
ただし大勝負ではなく、小勝負(スモールチャンス)ですよ。
2020年7月
さすがにこの時期になれば、自粛疲れから少しずつお客様の足が戻ってくるのではと考えています(期待を含めて)。
特にリピーターさんの再来店が増えてくる時期になるでしょう。
2020年8月
例年、ニッパチ(2月と8月)は売上の厳しい月。
今年もその流れはよほどのことがない限り、変わらないはずです。
2020年9月~10月
よほど政府が無能でなければの話ですが、経済の立て直しのために年内に第二回目の給付金が給付されるでしょう。
それが秋頃で9月なのか10月なのかは不明ですが、この支給時期にまたスモールチャンスが来ますね。
2020年11月~12月
医療分野でのコロナ対策も機能し、世界中で安息感が出てきたらの話ですが、年内にビジネス面でのビックチャンスが来るとすれば11月中旬から12月でしょう。
この年末に向けての期間が年内最初で最後の商機となるわけですが、逆に言えばこの時期までは本格的な客足は期待できないということです。
年末のボーナスの大幅アップはあまり見込めないとしても、クリスマス商戦がありますから、ある程度はお金を使うムードになります。
ですから、サロン側はこの12月に新規客を集め、ガバッと売上を取り戻す体制を整えていきましょう。
年間通して赤字を覚悟すべし
説明してきた今年のタイムスケジュールの見通しをご覧になって、どのように感じましたか?
基本的にこの1年間は、稼ぎ時がほぼありません。
勝負どころで勝負するために
回数は少ないとはいえ、ビジネスチャンスは上記のように何回か来ます。
その勝負するタイミングが来たときに、一気に攻撃をかけなければいけません。
そして、その時に必要になってくるのがこの2つ。
★商機を逃さないために必要なもの
- 資金(お金)
- SNSの影響力(発信力)
融資や給付金を最大限に活用せよ
お金がなければ、チラシやフリーペーパー、ネットの広告などが打てません。
ですから今のうちに、金融機関から融資を受けておいてください。
一般的には、3ヶ月〜6カ月分の融資を受けている方が多いようです。
なお、保証協会や日本政策金融公庫など、この際ですから出来る限り融資を受けておくべきです。
万一、コロナウィルスの終息が長期化したときに、もう一度借り入れを起こすのはなかなか難しいでしょうから。
給付金の手続きも忘れるな
今回の安倍政権の目玉政策の一つが、売上が半減した個人事業主や中小企業に対する給付金です。
この給付金は、コロナウイルスの影響で売上が半減した場合に申請して審査が通れば給付されます。
この給付金の額は最大で個人事業主が100万円、中小企業が200万円となっています。
給付額は、[前年の総売上]―[前年同月比▲50%月の売上×12]で決められます。
具体的な数字で示すと、こんな感じ。
前年の売上(年商)が、1,200万円。
2020年4月の売上が前年比で半減し、月商50万円に・・・。
1,200万円ー(50万円×12)=600万円。
しかし、給付金の上限が中小企業の場合は200万円なので200万円が支給される見込み。
※ただしこの給付金は、令和2年度の補正予算が成立したらの話で、現時点(4月13日7:00現在)では申請はできませんのでご注意を!
SNSを徹底活用せよ!
例えば、Instagramで考えてみましょうか。
サロンの営業を本格的に再開し、いざお客さんを集めようとしたときに、フォロワーが100人しかいなかったらどうですか?
全員が見てくれたとしても、たったの100人です。
もしこれが2000人だったら…
お分かりのように、フォロワーを集めていた方が有利になります。
また、『こんな投稿するといいよ』とお伝えしたとしても、すぐにそれができなければ意味がありません。
スピード感を持って発信できるように、日ごろからSNSに慣れておく必要があるのです。
まとめ
何度も言いますが、大事なことはこのタイムスケジュールの見通しが当たるかどうかではなく、『何が起こったらどんな流れになるのか』を頭に入れておくことです。
ですから、コロナ終息の時期は重要ではありません。(もちろん、早く終息して欲しいですが)
現時点でいつごろ景気が良くなるとか、コロナウィルスが終息するとかは誰も断定することはできませんから。
そう思って、動いていくようにして欲しいのです。
世の中の30%のサロンが、この1年間でコロナの影響を受けて撤退・閉店していくでしょう。
あなたのサロンが生き残れるかどうか?
それはこの4,5月のあなたの動き・仕込み次第ですよ。