臨時休業?それとも営業継続?現時点での見解(4月17日)
今、多くのサロンオーナーさんが、【お店を営業するか、それとも臨時休業するか?】で悩んでおられることだと思います。
弊社のコンサル先のサロンでも政府の自粛要請に伴い、臨時休業にするお店が増えてきました。
臨時休業が望ましい理由
こちらのブログ(政府の緊急事態宣言を受けて〜サロンは営業するべき?しないべき?〜)の中では営業しても臨時休業にしてもどちらでも良いと書きましたが、全国に緊急事態宣言が発令された今は臨時休業が望ましいとわたくしは考えています。
その理由は2つ。
★臨時休業が望ましい2つの理由
- コロナ感染リスクを抑える
- 最大200万円の給付金をもらう条件を満たす
クラスターの発生源となるリスクを回避
昨日、弊社の公式Instagramのストーリーズにも書きましたが、経営の面で今1番恐ろしいのは自分のサロンが感染源となることです。
営業をすれば、通勤中にスタッフが感染するかもしれないし、お客様がすでにコロナに感染しており自分たちに感染るかもしれない。
そして万一、お店でクラスターが発生すれば、お店の信用は一発で無くなります。
その結果、風評被害なども加わり、倒産の可能性が出てきます。
さらに、もしもスタッフをはじめ、お客様が感染し最悪の場合亡くなってしまったら…
その賠償金は、数百万円では収まらないでしょう。
もちろん、営業しないと家賃やスタッフの給料が払えないというサロンがあることも分かります。
それでも現時点でコロナ感染リスクと営業とを天秤にかけると、金融機関に融資をしてもらいながら、臨時休業をしてこの数ヶ月を乗り切った方がベターでしょう。
最大200万円の持続化給付金をもらいたいなら…
次に、個人事業主には100万円、中小企業では200万円(いずれも最大額)が支給される予定の持続化給付金について。
参考:経済産業省
売上が半減したことが給付の条件
この給付金の支給条件の1つが、売上が半減したお店となっています。
給付金の申請が始まったら早急に手続きすべきですが、当然予算ですから上限(打ち切り)があります。
早いうちに申請した方が、貰える確率が高いのは間違いありません。
しかし、給付金を支給してもらうためには、売上が半減したことを証明しなければいけません。
手書きのノートでも資料としては成立するかもしれませんが、圧倒的に臨時休業した方が売上半減の証拠として筋が通りますよね。
誰がどう見たって、売上が落ち込んだことは明白ですから。
ホームページで「臨時休業」の告知を!
さらに、臨時休業したことを期間を含めてホームページ上でお知らせしておくことも重要です。
実際に、東京都の「感染拡大防止協力金」の概要でも、ホームページ等でのお知らせが有効だと記載がされていますから。
弊社でもこのように、ホームページ上でお知らせしています。
これは是非やっておいてくださいね。
最後に
これからも、状況は日々刻々と変わっていきます。
昨日の弊社の公式メルマガでもお伝えしたように、サロンオーナーは秒速で決断し、秒速で行動することが求められますよ。
今、東京のサロンはお客様が来なくて、今月、来月を乗り切れるかどうかというところがたくさんあります。
そしてそのピンチな状況は今後、地方のサロンにも広がっていくでしょう。
脅すわけではないですが、あなたのサロンでも売上の落ち込みは覚悟しておいてくださいね。
歩みを止めないことが大事
でもね、わたくしがメルマガやこのブログを通してお伝えしてきたことを秒速で決断して秒速で行動していけば、この難局も乗り切れると確信しています。
ですから、迷って立ち止まることだけはやめて下さい。
スピードは遅くてもいいので、走り続けてください。
立ち止まってしまうと、わたくしがお伝えしていることと話が噛み合わなくなってきてしまいますから。
この経済的国難を乗り越えられず、30%のサロンは潰れるでしょう。
あなたのサロンは残りの70%となって、生き残って欲しい。
大変な事態ですが、知恵を振り絞り、アフターコロナの世界を夢見て共に耐え抜いていきましょう。
以上、予約のとれないサロン集客の専門家・宮野秀夫でした。
アデュ~♪